ヤシャハゼ

ナナコの2番アンカー下の20Mぐらいの砂地にヤシャハゼが見つかりました。 東紀州で見つかったのは初めてかな?   背ビレが長く伸びていて、赤色の線が何本かあるのが特徴です。ダイバーにとても人気のあるハゼです。

アヤトリカクレエビ

『1月1魚』かなり放置してしまいました。また少しずつアップしていきます。

前は多くのダイバーにクルクルカクレエビの愛称で親しまれていたのですが、少し前に アヤトリカクレエビという標準和名が付けられました。

本種は宿主 (ナシジイソギンチャクとウスアカイソギンチャク) によって体色が変わり、とにかく宿主そっくりで色も柄もそもまま。三木浦では、オボレ島の3の根か4の根の深場の ナシジイソギンチャクとウスアカイソギンチャクを探すと見つかります。

ツノモエビの仲間

GW頃から着底しているハナガサクラゲが良く見られるようになります。

ハナガサクラゲは、夜行性で暗くなると浮遊していますが~日中は岩場の海藻などに触手を絡めて水底に留まっています。ハナガサクラゲをチェックしてみると、ツノモエビの仲間が着いていて、エビの色や形がそれぞれ違っていて時には1つのハナガサクラゲに3~6個体も居る事があります。

まだ今現在の甲殻類図鑑では正式名称がないようでツノモエビの仲間となっています。

エビ自体は特にキレイではありませんが、ハナガサクラゲの触手がアクセントになって写真的に面白く綺麗です。

ハナガサクラゲを見つけたら、ぜひ探してくださいね。

ゼブラガニ

ゼブラガニは、イイジマフクロウニやラッパウニに共生?寄生?し、その棘や管足を刈り取って食べてしまうし移動の手段にしてしまうと言うウニからしてみれば迷惑なカニですが、鎧を背負ったようなフォルムはカッコいいです。

卵を抱卵しているゼブラガニ

イイジマフクロウニとゼブラガニ

ラッパウニとゼブラガニ

アカホシカクレエビ

三木浦のナナコ周辺は、魚達をクリーニングするカクレエビの宝庫で、オドリカクレエビやハクセンアカホシカクレエビやアカホシカクレエビが居ついてます。

割れ石下周辺のイソギンチャクと共生して、ニセアカホシカクレエビに似るが左右の目の間に白線が入るので違いが分かります。ちなみに~ニセアカホシカクレエビは三木浦では見たことがありません。

内子と外子を抱卵中

アカホシカクレエビの幼体

ジックリとマクロ目線でアカホシカクレエビを激写しに遊びにきませんか。

イセエビ

三木浦の漁師さん達は、鰹や鰤の曳き釣りやイサキ釣りなどの他に、10月から伊勢海老網漁をしていて、漁期は4月末で伊勢海老が抱卵する頃に終了します。

良い漁場なので普段から潜っていても伊勢海老を見かけます。

伊勢海老の雄と雌の違いは、一番後ろの足先を見て~Y字のように分かれてたら雌で、抱卵してる卵の世話をしやすくなっています。

伊勢海老漁は、PM3:00頃に6丈の網を船に積み各漁場にかけ、夜に網を揚げにいきます。

揚げた網をテントに持ち帰り、伊勢海老を傷つけないように外します。

翌日の朝から破れたところのある網を修理し、また昼の3時頃に漁場に向かいます。

獲った伊勢海老はセリにかけられ出荷していきます。

 

 

オオモンカエルアンコウ

9月にはいり、見つかる事が多くなったきたオオモンカエルアンコウ。

カエルアンコウの中でも成体はソフトボールや大きいのはハンドボールサイズまで成長します。

イロカエルアンコウと同じくカラーバリエーションが多く被写体として人気があります。

大きくなると~やっぱり地味なカラーですね。

ナヌカザメ

普段は水深100m以上の深いところに居るサメですが、冬から春先の寒い時に浅場まで上がってきて、内ドマルの岩を覗きこんでいくと会えることが多いです。

和名だと(七日鮫)と書き、名前の由来は「七日間陸上に放置しても生きているくらい生命力が強い」と言われるぐらい生命力が強い鮫だそうです。

浅場に上がって来た時に卵を産み付ける事があり、ナナコや内ドマルでも観察されてます。

今年もナナコの割れ石下のフトヤギに産み付けられたのですが~台風のウネリで飛ばされてしまいました。

浜に打ちあがった卵を見て、不思議な形から漁師さん達は[人魚の財布]と言ってたそうです。

オキゴンベ

あまり被写体にしてもらえないオキゴンベですが、フッとした時に岩場に目をやると近くにいてくれる魚です。

夏場に小さな幼魚が見られるようになりソフトコーラルのピンクに栄えるオレンジ色とグリーンの目は可愛くてしかたありません。

被写体が見つからない時に近くのソフトコーラルの周りを見てくださいね。

メガネウオ

普段は、砂の中に潜っててなかなか会えないメガネウオ。

カエルアンコウよりレア度が高いです。