イセエビ

三木浦の漁師さん達は、鰹や鰤の曳き釣りやイサキ釣りなどの他に、10月から伊勢海老網漁をしていて、漁期は4月末で伊勢海老が抱卵する頃に終了します。

良い漁場なので普段から潜っていても伊勢海老を見かけます。

伊勢海老の雄と雌の違いは、一番後ろの足先を見て~Y字のように分かれてたら雌で、抱卵してる卵の世話をしやすくなっています。

伊勢海老漁は、PM3:00頃に6丈の網を船に積み各漁場にかけ、夜に網を揚げにいきます。

揚げた網をテントに持ち帰り、伊勢海老を傷つけないように外します。

翌日の朝から破れたところのある網を修理し、また昼の3時頃に漁場に向かいます。

獲った伊勢海老はセリにかけられ出荷していきます。

 

 

オオモンカエルアンコウ

9月にはいり、見つかる事が多くなったきたオオモンカエルアンコウ。

カエルアンコウの中でも成体はソフトボールや大きいのはハンドボールサイズまで成長します。

イロカエルアンコウと同じくカラーバリエーションが多く被写体として人気があります。

大きくなると~やっぱり地味なカラーですね。

ナヌカザメ

普段は水深100m以上の深いところに居るサメですが、冬から春先の寒い時に浅場まで上がってきて、内ドマルの岩を覗きこんでいくと会えることが多いです。

和名だと(七日鮫)と書き、名前の由来は「七日間陸上に放置しても生きているくらい生命力が強い」と言われるぐらい生命力が強い鮫だそうです。

浅場に上がって来た時に卵を産み付ける事があり、ナナコや内ドマルでも観察されてます。

今年もナナコの割れ石下のフトヤギに産み付けられたのですが~台風のウネリで飛ばされてしまいました。

浜に打ちあがった卵を見て、不思議な形から漁師さん達は[人魚の財布]と言ってたそうです。