【野生のイルカの為にもお願い】
先月から港内やマリンパークやボートポイントに野生のイルカが遊びに来ます。
最近、そのイルカの行動が繁殖行動時期(5月~10月)の為に発情?繁殖行動の練習?でダイバーやスキンダイバーに交尾をしようと接触をしてきてます。
水族館や施設にいるイルカとは違い、野生のイルカなので予測が困難です。
海外(フランス)では、イルカの同じ行為の為に遊泳が禁止となった所もあります。鳥取でも同じような繁殖行為があったそうです。
国内でも珍しい行動のようで、ある研究者の方もどう対応したら良いかも分かっていませんが「あくまでも野生のイルカですが珍しい性格で、色々な場所でドルフィンスイムなど行われているイルカの生態とは違い、監視などの安全面が確保出来ません。プロの方と一緒に入水して安全確保をして下さい」との事。
ドルフィンスイムを行っているところでは・ビーチからエントリーをしないで下さい。・餌をあげないで下さい。・イルカの泳ぐ進路を邪魔しないで下さい。・海に入ったら周りで泳いでいる人にぶつからないように注意しながら水中にいるイルカを探してみましょう。・水面にいるときはボートの位置をこまめに確認しよう。船頭さんが手で指示を出しています。イルカが行ってしまったと思っても、別のグループが来たり、また戻ってきたりするのを教えてくれます。船頭さんが呼んでいるようだったら速やかに戻り、譲り合いながら速やかに船に上がりましょう。・ウォッチング船はスクリューが剥き出しで、船の後ろに回るのはとても危険です。絶対近づかないようにしてください。・ルールとマナーにも注意してください。・Goproのアームは伸縮しない物etc
能登でも御蔵島でも海外でも、ドルフィンスイムが行われている所では、ルールを設定し、船長さんが船上から監視し、個々のSHOPやツアーのガイドさんが入水し安全管理を行っています。
ここ数日の間に個人的にスキンダイブを訪れる方も居ますが、何か合ってからでは遅いので、個人でスキンダイブは絶対にエントリーしないで下さい。
※理由を幾つか上げると・海洋実習中のグループの近くにいるイルカに向かってスキンダイブを行い講習の妨げた。・海況が悪くクローズと判断して、SHOPさんや現地集合のお客さんにキャンセルをしてもらうような時でもエントリーをしようとしてた。・海水浴場なので一般の遊泳者も利用します。むやみなスキンダイブが行われ、悪気のないイルカが何も器具をつけていない遊泳者にスキンダイバーと同じような行動や接触した場合を考えるとマリンパーク自体が遊泳禁止になる可能性がある。
※昨日、三木浦のフェイスブックにアップしたら~一部の方達から『何でダメなの!』『海水浴場なんでしょ!』『商売するの?』etcあります。でも~ドルフィンスイムのガイドをしている方達や水族館の方や研究者の方と話をしてても~『このまま放置したら間違いなく無法地帯になるよ』『何かしらトラブルや事故が起きるよ』と言われていますのでご協力をお願い致します。
海水浴シーズンになりますが、海水浴に来て泳いでて急にイルカに接触されたらビックリすると思います。波打ち際で遊んでいるお子さんたちに接触するかも知れません。悪気が無い野性のイルカですが、2メートルオーバーで200キロ近い動物が水の中で接触してきたら慌てると思います。安全面を考え、三木浦の組合から尾鷲市役所に連絡をしてもらい看板の設置の段取りをしています。
三木浦の町内会や子供会や尾鷲市役所の判断に寄っては、遊泳禁止になる場合もあります。
また改めて何か決まれば、SNSまたはブログ・HP内でご案内を致します。
以上、野生のイルカの為にもご協力を宜しくお願い致しますm(__)m
三木浦ダイビングサービス 山田 哲郎